熊本YWCA新聞2017年7月号

 2017-07-13
インターナショナルネイバーズよりご報告
                                 竹屋純子

今年度最初のネイバーズでしたが、ずっとやりたかった「日本語で絵本を読もう!」が出来てよかったです。
ケニア・タンザニア・ガーナご夫婦とお子さん、インドネシア(途中で気分が悪くなられ、お帰りになりました)と少なかったのですが、毎回どんなことをネイバーズでやって欲しいですか?とお聞きすると、「日本語をならいたい!」とのお返事が返ってきます。それが実現して少しホッとしました。ほんのさわりのさわりですが。
今回、殆ど日本語がわからないという方お二人が、2時間後はひらがなを追って絵本を読めたことが、とても嬉しかったようです。
また初めてお習字の筆を握った皆さんでしたが、先生のご指導で色紙に書くまで出来ました。


韓国の脱核国家宣言に思う
                永尾 佳代
お隣の国、韓国で脱原発宣言がなされた。大統領に就任したばかりの文在寅大統領は6月19日、「大韓民国初(の原子炉)古里原発 1号機を永久停止した」との声明を出した。 2011年の福島原発事故以来、アジアでは台湾に続き、2度目の“快挙”である。台湾も韓国も、福島に学んだのだ。
さらに、地震がないと言われていた韓国でも、昨年9月慶州で大地震があった。死者こそ出なかったが、気象庁観測初という地震体験に、これに原発事故が重なると致命的であることも実感したとのこと。確かに韓国は人口密集地域に原発がある。古里原発の半径30キロ圏内には、釜山248万人、蔚山103万人慶南29万人、計382万人が住んでいる。その人口密集度は実に福島の22倍だという。だからこその脱原発宣言だったともいえる。が、これは朴槿恵政権ではなしえなかった事であり、声明には今後の具体的なプロジェクトについても言及している。
再生可能エネルギーとLNG発電をはじめとした安全なエネルギー産業の育成、また、廃炉など原発解体作業の研究などを国家プロジェクトとして取り組むことを宣言し、その本気度が見える。福島原発事故を経験してもなお、原因究明もせず、被害を過小評価し、帰還政策と復興ばかりを進め、被災者救済は放置したまま、原発の再稼働を進める日本とは大違いである。
福島事故後、目覚めた多くの人々は原発反対を表明し行動し、それは少数派から多数派へ広がっていたが、2013年に自民党政府が「原発は重要なベースロード電源」と宣言して以来、電力会社はその言葉を金科玉条のごとく掲げて、何ら福島を教訓にすることなく、国策企業のまま、原発推進にまい進している。
戦後、日本に追いつけ追い越せできていたはずの韓国、そして台湾であるが、民主主義国としてはもうすでに抜かれてしまっているのではないか。脱原発に舵を切ったアジアの人々と共に連帯し、脱核のアジアを目指して行きたいと思う夏である。
(熊本・原発止めたい女たちの会)



 Cosmopolitan部よりお知らせ

・夏のプログラムが決まりました。
・小学生の参加者を募集中です。

「こんにちは。今年は夏のプログラムでキャンプをすることになりました!水遊びをしたりバーベキューをする予定です!ぜひ参加してください!リーダーたちが待ってます!」

日時:8月13日(土)から8月14日(日)
対象者:小学1年生から6年生
参加費:5千円
集合場所:熊本YWCA、13日10時集合
キャンプ場:矢谷渓谷キャンプ場
申込み:住所氏名年齢,保護者の氏名,連絡先を書いてYWCAにFAXを096-346-3419
問合せ:吉村090-9598-3557


“ふるさと”に戻って    
              小脇智恵
 ご無沙汰しております。皆様、お元気ですか?
熊本を離れて早いもので、もうすぐ2年になります。故郷である関西に戻ってきたとはいえ、36年のブランクは思った以上に戸惑うことがよくありました。何度も帰省していたので分かっているつもりでしたが、震災を経て町並みがかなり変化していたこともあり、車で外出をするとよく迷子になり、大阪や神戸に出て行っても新しい道路やビルが整備され、昔の記憶では行きたい所に辿り着けません。やっと最近、感覚は慣れてきましたが、スマホの“乗り換え案内”や“地図(ナビ)”がないと怪しい限りです。
 こんな調子でなかなか新しい第一歩を踏み出せずにいましたが、ちょうど1年目にあたる昨年11月から今年3月までの5ヶ月間、母校の後輩たちを教えることになりました。私にとって教員生活の出発点であった母校で、その締めくくりを勤めることが出来た巡り会わせに、心から感謝しています。時代とともに随分変化していた女学院でしたが、変わらぬ伝統が息づいていることを肌で感じ、このままでもいいんだよと力づけられた思いでした。
 ゆっくりと体力づくりのためジムに通い、週1回のテニスも20数年ぶりに始めました。この春からは、市の「れきし体験学習ボランティア」に参加しています。実は何も知らなかった地元の歴史を私自身が学びながら、小学生の歴史体験学習のお手伝いをするというものです。綿花や藍の栽培や糸紡ぎ、藍染、機織なども学んでいます。
 熊本YWCAでは、地震の混乱で大変な中、保養プログラムなどを通じ、若いメンバーをサポートしながらさまざまな活動に積極的に取り組んでおられるご様子、その底力に感心しております。Facebookの報告を楽しみにしています!
ご発展を心よりお祈りしております。







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熊本YWCA新聞2017年6月号

 2017-06-12
2017年度加盟YWCA中央委員会に参加して
松元玲子 

5月27日~28日に行われた2017年度加盟YWCA中央委員会、並びに中央委員会に先駆けて行われた会長会に参加させていただきました。議事を傍聴し、セッションや研修で全国のYWCAの方々のお話を伺い、世界につらなる日本YWCAからの縦の繋がりと、各地域YWCAとの横の繋がりの関係を強く感じました。私自身は熊本YWCAの会員歴が3年程で、中々YWCAの全体像がつかめていませんでしたが、今回中央委員会に参加させていただいた事で、それが見えて来たように思います。
地域YWCAを法人格の有無や規模の大きさに分けて話し合ったワークショップを通して、それぞれの地域での共通の悩みは、運営を担う人の高齢化と会員減少という事でした。その中で、熊本YWCAはユース会員が10人に達し、全国の皆さんから注目の的でした。「若い女性のリーダーシップは、どうやって育成するの?」というセッションにおいて、国連女性の地位委員会とオーストラリアのアデレードYWCAでの取り組みの報告の後、ユース会員の坂本さんと佐藤さんがCosmopolitan部の代表として活動報告をし、シニアを加えてパネルディスカッションをしました。その報告後、全国の方々からお声を掛けていただき、色々質問されました。シニアの立場から、熊本YWCAの場合は、保養キャンプのキャンプリーダーとして参加してくれた学生たちを、吉村さんがきめ細かいフォローをしてくださったのが何よりでしたし、委員会の日程の歩み寄り、シニア会員による手作り料理などの「おふくろ作戦」も功を奏したと思うとお伝えしました。
今後、「ひろしまを考える旅」や「ユーススキルアップ研修・交流プログラム」、「Girls Rock Day Camp」など、様々なプログラムに取り組むユースを送り出すバックアップ体制や、活動を継続していく上での課題について検討して行かねばならないと思います。


聖書の学びより (西川晶子牧師指導)
マルコ9:30—37 キリストの死と復活の予告

 キリストの受難予告はすべての福音書に共通して記されている。力によって人を救ってくれるメシヤという理解が一般的で、弟子たちにも救いの意味に対する無理解があったため、イエスご自身による十字架の死と復活の予告は弟子たちにとって受け入れがたく怖くて先のことまで考えられなかったのではないだろうか。復活のイエスとの出会いを通して初めて弟子たちはすべてを理解し変えられて命をかけて救いの福音を伝え始めたのである。
 キリスト教は、神の救いの出来事を想起する宗教である。約2000年前に起こった出来事が、今の自分に深く結びついていると受けとめるのが信仰である。日本では、信仰のあるなしに関わらず、イエスの誕生を記念し祝うクリスマスは、12月の心楽しい風物としてすっかり定着している。最近ではキリストの復活を祝うイースターも、商業ベースにのせられている観はあるもののイースターエッグなどのグッズ販売コーナーも見受けられるようになり、冬から春への新しい出発を喜ぶ風物として暦に定着しつつある。けれども、キリストの十字架の死を、人の贖罪、救済の出来事として覚える受苦日(ハッピーフライデイ)は、キリスト教の根幹であり信仰と最も直結する事柄であるだけに、定着はなかなか難しい観がある。
 教会では、神の救いを常に想起するために教会の暦があって、その暦に従って聖書を学んでいく。クリスマス待降節(アドベント)に始まり、クリスマス、顕現日、受難節、受苦日、復活祭、ペンテコステ(聖霊降臨日)にいたる「キリストの半年」と残りの「教会の半年」(信仰の成長の季節)からなる暦である。この暦を頭の片隅におきながら、順々にキリストの生涯をたどり、自分自身との関りにおいて、また現代社会の様々な問題について考えながらあらためて聖書を読み進めてみたいと思う。フェイクでも印象操作でもない、真に人を生かす本物の言葉と出会いたいと思う。       (俵 恭子)



中央委員会に参加して


・江﨑啓子
いつもなら会長として一人で参加する委員会ですが、今回は松元玲子さんを同伴しました。
理由は「百聞は一見にしかず」YWCAのやっていることを体験して欲しかったからです。
熊本YWCAユースの活動報告には、まっきー、だんぼの二人、評議員の立場での吉村さんと5名での参加は最も多く、注目を浴びた“くまもと”でした。
委員会は顔ぶれも少し変わり、平均年令も少し若くなったなーというのが第一印象です。
いろいろ報告を聞いて特に強く感じたことは「出会い」「つながる」ことの大切さでした。

・坂本真紀(熊本学園大3年・まっきー)

今回の加盟YWCA中央委員会にて、私たちCosmopolitan部について報告してきました。報告後にはたくさんの方から声をかけて頂き、とても嬉しかったです。また、他のユースの報告を聞いたり、話したりすることができ、とても勉強になり、刺激をもらいました。新たに人との繋がりもでき、とても良い経験となりました。今後、さらにCosmopolitan部もパワーアップしていきたいと思います。ありがとうございました!!

・佐藤加苗(熊本学園大学3年・だんぼ)
5月27(土)28(日)にて中央委員会に出席しました。報告を行い、他のユースと話しをして感じたことは、「熊本Yユースは凄いね」で終わって良いのかということです。
私たちはCosmopolitan部として活動していきます。しかし、活動するにあたっての軸が弱いと感じました。軸が太いと活動も、もっと良いものができると思います。
他のユースと関わり、焦っているのかもしれません。これからの活動を考えさせられる中央委員会となりました。



楽しきボランティア人生   
     
    山下マス子

誰かが言っていた。「お金をもらう仕事は、年を取った今はしたくないけど、ボランティアは、体が丈夫なうちにずっとしていきたい。」 私はこの言葉を聞いて感心してしまった。私としては反対の気持ちを持っているので。やっぱり、仕事の方がやりがいがある。
それはさておいて、Yのバザーの仕事をかれこれ20年やらせていただいている私だが、月1回の留学生バザー、年2回の会員バザーの日は楽しくやらせていただいている。月1回のバザーの日は、皆さんの善意により持ち寄っていただいた家庭用品の数々(机やベッドからカーテン、家電用品、衣類など)を安く安くして留学生に販売するのである。ただそれだけでも、実行するとなると、なかなか大変で、夏は暑い中、冬は寒い中で作業をし、不要な物は家に持ち帰りゴミ出しに。値段もつけにくいものもあるし。
しかし皆、スタッフはいつも笑顔で頑張っていて和気あいあい。留学生のママやパパと会うと、子供さんの事を聞いたり、民族衣装の美しさの話をしたり、気候の事を聞いたりして、いつの間にか仲良くなったりする。
先日レーナマリアさんの本を読んだ。「すべてのことを全部できる人など一人もいません。でもみんな何かは出来るのです。そして今、社会に変化が少しづつ起こりつつあると感じています。」 
そして私も変化する社会への一助となれることを願いつつ励みたいと。

 去る6月3日、恒例のあじさいバザーが好天に恵まれ開催されました。一階は陶器や家電、寝具類等とワンコインランチルーム、外ではCosmopolitan部のカフェ(ゴマせん、ニンジンケーキ、コーヒー、かき氷)に新鮮無農薬野菜コーナー。2階は衣類、雑貨等。山下さんは2階の常連スタッフとして活躍されました。
最近は、国、性別、世代を超えた良き交流の場となりつつあるバザーでもあります。花陵会の学生さんたちのお手伝いも嬉しい今回のバザーでした。益金は被災者、留学生、わくキャン支援に使わせていただきます。
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助成団体認定についてご報告

 2017-05-14
「熊本YWCA 福島&熊本キッズわくわくキャンプ実行委員会」は、かねてより平成28年熊本地震支援金「ボラサポ・九州」(赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」・九州)に助成申請をしておりましたが、この度、第3次助成団体として決定されました。
この貴重な助成金は、2017年春からの夏にかけてのプログラムに対して有効に活用させていただきます。
「ボラサポ・九州」に対してご協力いただきました皆様に、心から感謝申し上げます。

赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金・九州」助成事業 
第3回 助成団体一覧


ボラサポ・九州

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熊本YWCA新聞2017年5月号

 2017-05-10

第52回年次総会を終えて
江 﨑 啓 子

今年も年度末に「福島&熊本キッズ 春のわくわくキャンプ」を行い、みんなが少し集中できる頃になって年次総会を開催しました。

最初に「福島&熊本キッズ 春のわくわくキャンプ」報告会を11時から開催、徹夜で作ったというできたてほやほやの楽しい報告を見させて頂きました。
お昼には注文のサンドイッチ、会員手作りの食事も交えてみんなで会食をし、日本YWCAスタッフ山口慧子さんからCSW(世界女性会議)の報告を聞きました。5名の日本から参加者した一人が、リーダーシップをYWCAで学んだという声を聞き、YWCAの働きをそこで見ることが出来たということでした。また、来年3月に行われる日韓ユースカンファレンスのお誘いも頂きました。

 総会は12名の参加、委任状14名、陪席5名という中で行われ、会員である西川晶子(ルーテル室園教会)牧師よりイースターの前日と言うこともあり、教会歴の中で最も大切な、復活されたイエス様のよみがえりは、地震により受難を受けた者が復興・復活へと繋がることへ希望と重なるようで嬉しい。 『山が移り、丘が揺らぐこともあろう。しかし私の慈しみはあなたから移らず、私の結ぶ平和の契約が揺らぐことはないと あなたを哀れむ主は言われる。』イザヤ書54章10節より、悩み・苦しみがあっても主の慈しみは続いている。主はあなたを見捨てないよというメッセージを聴き、人に寄り添えるYWCAとしての歩みを続けよう と語られました。

 議事はすべて承認を頂き2017年度の歩みが始まりました。
今回は特に総会の場でも2名若い会員が増えました。その後、総会で承認されたばかりのCosmopolitan部委員会の中でも2名の会員が生まれました。そしてまた、キャンプの打ち上げの席でも2名の申し込みがあり、熊本YWCA始まって依頼のミラクルが起こりました。これからシニア・ユースの共同協力によって、熊本YWCAの働きをもっと密度の濃いものにしていきたいと願っています。



聖書の学び  (室園教会西川晶子牧師指導)
(マルコによる福音書9章14~29)

      柳田 恵里子
悪霊祓いの話である。いわゆる「てんかん」の症状を持つ子供の病気を治してほしいと父子がやってきたが、イエスの弟子達は治すことができない。弟子達は子供を措いて律法学者と論じ合うだけ。それに対しイエスは言う「なんという不信仰な時代」かと。子の父はイエスに向かって助けを求める。イエスは「信ずる者には、どんな事でもできる」と答えると、父は「信じます。不信仰なわたしを、お助けください。」と懇願する。人々の前で、死んだかに見えた子が立ち上がる。イエスが悪霊を追い出したのである。ことは「祈り」によってなし得るというイエスの言をマルコは私たちに伝えている。
YWCA合唱団ではロッシーニ「愛・信仰・希望」三部作を歌う。この曲は、何事もまず疑え、それが近・現代人だと思い込んでいた私に、「信じる」という行為の尊さを教えてくれた。西川牧師は、信仰とは「信じ、仰ぐ」ことと言われる。釜ヶ崎在住の本田哲郎カトリック司祭の言葉も紹介されたのでWebで検索した(NHK「こころの時代」)。「障害者の介護をさせてもらっていて、一生懸命やるけれども、その障害者、当事者と同じところには立てない。・・・そこのところをわかっていて関わる」と。相手のいうところを真摯にうけとめる。さらに、相手よりも下に立つ、つまり相手から学ぶ姿勢で関わると氏は言う。そして「小さくされた者を通して神様が働いている」と。寄り添うことで病気の人の心が開かれ、解放されることをイエスはわかっていた。ここには希望がある。一方、本田氏の「小さくされた者がいるということは、小さくした者がいること」という指摘は深くて重い。そのことを心に刻む。

あの地震から一年がたちました。
     石田喜美子
大江教会は素晴らしいものでした。アンティークの風情で心温まる雰囲気が漂い、未だ傷の癒えない私達を暖かく迎え入れてくれました。4月29日、そろそろと人人が訪れる中YWCAのメンバーによる心のこもった食事が準備され、やがて俵副会長の挨拶で会が始まりました。いつもはお会いしないメンバー、もしくはお顔は知っていてもあまりお話したことのない方々とお話しする、こんな機会ももっとあってもいいのでは思われる楽しい、でも心落ち着く時間でした。やがてチャン・チェオンジェ先生(熊本大学グローバルセンター特任教授)のピアノ演奏が始まり空気は一変しました。軽快な心弾むメロディー、心の引き出しから零れ出たかのような懐かしい、そしてさらに未来への希望に似たものを彷彿とさせてくれるピアノ曲。先生、本当に私達に寄り添ってくださったのですね。
若い学生さんたちの参加もうれしいものでした。あなたたちはそこにいるだけで未来を夢見させてくれるんですね。何時までもその笑顔を絶やさないでください。
遠い所からの小出さんのお母様とご一緒の参加はお持ちいただいた素晴らしいバラの花と共に会場をなお一層明るいものにさせてくださいました。
再会を誓い合って明るい日差しの中、それぞれの想いを胸に帰路に着きました。



4月15日の年次総会において、若者の活動である「Cosmopolitan部」が承認されました。
今年度のCosmopolitan部では
①夏と冬に季節のプログラム (夏は8月13~14日に1泊2日キャンプ、冬は12月にクリスマス会)
②福島&熊本キッズ 春のわくわくキャンプ(3月25~29日)
③留学生バザーにおけるCosmopolitan Cafe
④リーダー研修
⑤熊本YWCAリノベーション計画
以上の5つを大きな軸にして進めていきます。



*特集* 2016年福島&熊本キッズわくわくキャンプ   その②



皆様のおかげで、今年も春のキャンプが無事おわりました。今年は、熊本地震の後のキャンプということで、福島だけではなく熊本の子どもの心のケアも目的としたキャンプでした。子どもたちはそんな大人の思惑など関係なく、スタンプラリーを楽しみ、ピザを焼き、餅をつき、忍者になり、分厚いステーキをほおばり、絵本の世界を楽しみ、多いに走り、笑い、元気いっぱいの5日間をすごしました。
今回は、多くのボランティアリーダーが関わってくれました。ルーテル高校の学生だけではなく、なんと福島の高校生も最初から最後までずっと関わってくれました。食事スタッフは、キッチンが安定しない上、アップダウンのあるキャンプ場での調理を担ってくれました。その調理スタッフには、今年は参加者のお母さんたちや静岡YWCAの方も加わってくれ、全体的に新しくまた全国的な顔ぶれとなりました。また、今年も野菜やお米、お肉や物品など様々な御寄付をいただき、相変わらず多くの方の想いとご協力の詰まったキャンプとなりました。
 参加する子どもたちも、初参加の一年生から3年目になる六年生の子どもたちもいてやはり多様な顔ぶれでした。なんと今年卒業した子どもの一人は、今度はリーダーとして戻ってくるという宣言までしてくれました。
 リーピーターの子どもたちと新しく参加してくれる子どもたちの割合などもみんなで考えながら募集を行いますが、新しい子との出会いも、リーピーターの子どもたちの成長を感じることも私たちにとっては嬉しいことです。
 毎回、体力的にも精神的にもしんどいキャンプです。準備も大変ですが、また来年もやろうと思えるのは、きっと子どもたちのまた来年!という笑顔のおかげです。
 実は、来年のキャンプのコンセプトはもう決まっています。「Cosmopolitan」。ユース活動の部の名前でもあります。国境や宗教や文化や世代や、様々なものをみんな認め合い共に生きる場を実現してみたいという想いで、キャンプのあちこちにCosmopolitanの仕掛けが施される予定です。是非次回のキャンプにも皆さんの御支援やアイディアをお寄せ下さい。皆さんのご協力をお待ちしています。 
2016年福島&熊本キッズわくわくキャンプ 総合ディレクター吉村千恵 


・渡邉幸一(熊本学園大4年)
今回のキャンプは前回に続き2回目でした。はじめてリーダーをしたので子供たちをまとめるのが大変でした。しかし子供リーダーが率先してメンバーをまとめてくれたためうまくまとまることが出来ました。
 プログラムも充実しており子供と一緒に楽しめました。忍者体験や牛肉のバーベキューはとても美味しく印象に残っています。また子供たちと遊ぶ時間が多く野球など子供と一緒に遊びました。
 キャンプを通して子供も日に日に成長しているようでとてもよいものになったと思います。私も色々学ぶことがありました。また来年も参加したいです!


・佐藤加苗(熊本学園大3年)

私は初めてのわくキャンでした。準備の段階から当日をとても楽しみにしていました。グループのリーダーとして電話するときから最後のお別れのときまで、子どもたちとは様々な出来事がありました。一緒に楽しんだことから、喧嘩していたことまで、かわいいく、日に日に仲良くなっていく姿を見て、やってよかったと思えました。今からは、まとめや報告等また忙しくなりますが、協力、ご支援を頂いた皆様にこの楽しさを伝えるためにもう一踏ん張りがんばります。また、バスレクの反省もあるので、次の機会はもっと楽しくなるようにがんばります。

・小松野千尋(ルーテル学院高校3年)
私は26日27日の2日間、今回のキャンプに参加させていただきました。明るく元気な小学生の皆と一緒に経験したお箸作り、忍者体験、赤牛見学や雨の中でのバーベキューなどは、どれも面白い体験ばかりで、私自身も小学生の皆と一緒になって思いっきり楽しんでしまいました。また、リーダー会議では、大人や大学生のリーダーの皆さんが今日の気づきや注意点を報告し合っているのを見て、裏で念入りな打ち合わせがあっての楽しいキャンプであるということを改めて感じ、私もいつかこんな風に何かを作っていける人になりたいと思いました。この2日間は私にとって、多くの刺激も受けたし、沢山の元気をもらった2日間でした。

・長谷川実咲(ルーテル学院高校3年)
YWCA春キャンプに参加させていただきました。私は2日目からの参加でした。どんな子どもたちがいるんだろう?とドキドキしていました。しかし実際に会ってみると、子どもたちはフレンドリーで、自分から話しかけてくれたので嬉しかったです。スタンプラリーは謎を解くのが難しく、作られた大学生の方々はすごいなと思いながら、子どもたちと一緒に楽しみました。3日目の自由時間には子どもたちとたくさん遊べて、楽しかったです。大学生の方々が私たち高校生のことを気にかけてくださったことも嬉しかったです。2日間とっても充実したものになりました。ありがとうございました!

・原かおり(ルーテル学院高校3年)
私は2日目と3日目にわくわくキャンプに参加しました。あんまり子供と触れ合う機会が無くて最初は、とても緊張していたのですが、みんなが話しかけてくれて仲良くなれて良かったです。夜のリーダー会議では大学生の方々が自分の意見や気づきなどをたくさん発言されていて、すごいと思いました。実行委員の方がいてこそのキャンプだなと改めて感じました。2日目には忍者体験やランタン作りなど色々な経験をさせて貰いました。小学生も楽しんでいたみたいでこっちも嬉しくなりました。とても充実した2日間でした。

・野ざき萌衣花(ルーテル学院高校3年)
この度はボランティアに参加させていただき、ありがとうございました。このボランティアを経て、みんなで協力して物事を進めることの大切さを学べました。福島の子ども達はとても親切で、きっと辛い過去を持っているだろうに明るくて、接する上で学べる事が多かったです。2日目のみの参加で、その上半日しか参加はできませんでしたが本当に楽しかったです。
これを機に東北への更なる関心と、復興への応援を続けていきたいと思います。本当にありがとうございました。

・白石浩二朗(熊本学園大3年)
今回のキャンプは自身にとって初の参加となりましたが、勉強させられることが多くありました。特に、初日プログラムのアイスブレイキングは担当として自分の思い描いていたようにその場の流れをうまく作り出すことができず準備不足を思い知らされました。他にも、子どもたちのなかで言うことをあまり聞いてくれない子への対応の仕方や、子どもたちの体調への気配り、自分自身の体調管理、など反省点が多く挙げられるキャンプとなりました。今回は反省の多いキャンプではありましたが、次回は、今回の学びを通して子どもたちを前回以上に楽しめるものにしたいと思えるキャンプでもありました。

‪・坂口愛美(熊本学園大学1年)

今回私ははじめてYWCAの方々と活動させていただきました。私は地元で3年生以上を対象に活動していますが、今回小学1年生からを対象としているこの活動で小学生との接し方に新たな発見がたくさんありました。2日しか見れませんでしたが、1日目と2日目で子どもたちの成長を感じました。また、手作り感あるアットホームなプログラムに私自身もマイプロをしたいと思いました。飛び入り参加のように参加した私は学生リーダーの方々もほぼほぼ皆さん初対面で、輪の中に入れるかという心配もありましたが気さくに話しかけてくれる先輩方と一緒に楽しく活動ができました。今後も参加していきたいです。‬‬‬‬‬

*ゲストの方、助っ人で来てくださった方からも感想を頂きました。

・VIENTO    吉川 万里
           竹口 美紀

「福島&熊本キッズ春のわくわくキャンプ2017」という企画の中で、私達VIENTOのミニコンサートを開いて下さいとの依頼がありました。数年前の震災にて心の傷を負ったかも知れない福島の子供達、そして今回、熊本地震で被害にあった熊本の子供達。彼らに何かを伝えられるならば是非ともと、二つ返事で引き受けました。未だ解決できない問題に直面している福島の、言いようのない苦しみを背負って生きている子供達。熊本で地震にあって、苦しむ人の気持ちを理解できる子供達。「人生の究極とは友情である」と、ある哲学者が言ったように、被災者同士という立場で苦しみを分かち合える関係を築けた参加者達の心には、きっと将来の平和を司る器が備わったことだろうと思います。音楽を通して気持ちを伝えられた事、このような機会を与えて下さった熊本YWCAさんに心から感謝です。今後もこのような真心の交流を見守り続ける一人でありたいと思います。

・藤原玲子(日本YWCA com7300委員長/静岡YWCA会長)

「わくわくキャンプはYWCAの希望です!」
 日本YWCAの職員から、「熊本のわくわくキャンプの食事班のお手伝いに行きませんか?」
と言われたとき、「行きたい!」と思ったけど、即断できずにいました。でも、静岡でやっている「福島の親子わくわくピクニック」の先行きのことや、担当になったばかりの日本YWCAの福島支援「com7300委員会」でやろうとしている様々なことや、全国のYWCAのリフレッシュプログラム、そして会員の高齢化や減少の問題などが頭の中でグルグルして、やがて熊本行きを示す道が私の前に現れたのです。
 阿蘇キャンプ場はあいにくの天候で、ロッジの夜は寒く、バーベキューの途中でヒョウがバラバラと降ったりでしたが、福島と熊本の子どもたちは元気で走り回り、疲れを知りません。私がキャンプ場についた時は小雨降る中で、縄文時代のような火おこしをして、ススだらけになりながら福島のけんちん汁に熊本のダゴ(米の粉で作った団子)をいれる郷土料理のコラボを作っていました。子どもたちを指導するのは大学生のキャンプリーダーたちです。リーダーは、班ごとの子どもたちに責任を持っているのですが、一緒にやることを本当に楽しんでいます。
 バスに乗ってお別れをしなくてはならない子どもたちが大学生を離さないで泣きじゃくっているのを見たとき、そしてキャンプリーダーの大学生が入学式でチラシをまいてYWCAで一緒にキャンプリーダーをやる仲間を勧誘していることをフェイスブックで知ったとき、全国のYWCAがこんな風に若者たちと一緒にやっていけたらいいのにと思わずにはいられませんでした。地域の様々な人たちの思いやりの詰まったプログラムの中で、小学生が、高校生が、大学生が体験し感じることが、彼らのこれからにかけがえのないものになることでしょう。「私もリピーターになりたい」と言ったのは出まかせではありません。

・中村理美子(元熊本YWCAPDYYY会員)
今回のわくわくキャンプに泊まり込みで食事等のお手伝いで行って参りました。うちの長男小学2年生も小学校のお友達と参加。地震後から徐々に秋をピークに心的外傷後ストレス障害が発症していった長男。本気で仕事をやめようと何度も考えました。自分自身がソーシャルワーカーでありながら、色々な人に相談し、聴いてもらう立場になったことで見えてきたこともありました。自分の生き方の在り方を何度も問いました。キャンプ中、笑顔で友達と遊んだり、ケンカして泣いたり、怒られたり笑、福島のこども達や、からだを張って一緒に遊んでくれる高校生、大学生のリーダー達、愛情あふれる大人達と関わり、見守られながら、またひとつ成長してくれた姿をみれて嬉しく思いました!帰り際に「福島のこどもたちで、泣いている子がいた。何で泣いていたんだろう?楽しかったから帰りたくなかったのかな?福島のこども達、家に着くまで9時間かかるってゆってたけど、大丈夫かな?」と、話してくれた長男。こうやって色々な思いや経験をしながら、少年になっていくんだなぁと、、!キャンプに行く前は「福島、、?」ってと話していた我が子。福島はもう、この子にとって一緒に遊んだ子が住んでいる、生活している身近な場所になった。そんなことが大事。帰った日は、我が家のお風呂に貼ってある日本地図で福島を一緒に探しました。そして少しずつ日本中の、世界中のこども達と友達になっていこう。またお風呂の世界地図を新調しようかな、、♪


*YWCA会員の感想

・松元玲子
 今回のキャンプ開催場所は阿蘇で、寒さに震えながらも、子ども達は元気いっぱいに走り回って、自然の中で遊んだり、リーダーが知恵を絞って考えたスタンプラリーなどを満喫していたようで安心しました。今回は、私はキャンプ中は主に食事班として動き、特にピザ生地作りを任されていたので、ボランティアで来られていた方にもお手伝いいただき、無事に作り終えてホッとしました。
また、西原村から音楽を発信されているVientoさんにミニコンサートをお願いしていたのですが、何とか実現できて本当に良かったです。他団体の方々と活動場所の譲り合いなどをして、何とか30分程のミニコンサートをしていただくことができ、演奏に込められた想いと、子ども達に語り掛けてくださったお言葉が心に響きました。
今回が最後の参加となる6年生達は、次は自分達がリーダーになって、他の子達のお世話をする!と言ってくれている事に、子ども達の成長が見えて頼もしく思います。また、東日本大震災から6年経って、初めて保養キャンプに参加された方もおられる事実を考えると、保養キャンプを継続して行うことの意義について改めて認識を深めました。
 更に、前回のキャンプ参加申し込みからメールフォームを利用していますが、今回もその設定を依頼されたことで、私自身が熊本震災後の社会復帰ができたので、私にとっても意義深いキャンプとなりました。

・高野和佳子

 第2回目の天草でのキャンプに引き続き、今回の阿蘇でのキャンプでも飯炊きおばさんで参加させていただきました。今年の春は例年にない寒さ。吹さらしのキャンプ場の台所での大量の食事作りは想像以上に大変でしたが、どうにか参加者のお腹を満たすことができて、今は感謝の言葉しか見つかりません。
 食事を作りながら見える子ども達の姿はのびのびとして心地良いものでした。最初は緊張していた子ども達も、食堂で食事をする度に仲良くなっているのがよくわかりました。そして大学生スタッフが逞しく成長していることや、高校生が参加してくれたことは、今回のキャンプを支える力になったと思います。
 このキャンプをまとめ上げ、ここまで継続された吉村千恵さんと、大学生スタッフのみなさん。本当にお疲れ様でした。そして、しっかり食べてくれてありがとう。
最後に、飯炊きおばさんである私が一番嬉しかったことは、空になったお皿と「おかわり!」の一言の瞬間!
 また来年、再び会えることを祈っています。

・井芹大見・さゆり
今年も春のわくわくキャンプに2日間だけでしたが、2人でサポーターとして参加してきました。会場は阿蘇ということで、早春の山道を食材を積み込んで向かいましたが、途中は熊本地震の影響がまだまだありました。そして、到着したキャンプ場は思っていた以上に冷たい風も吹き、炊事班はなかなか思うようには準備が進まない時もあって、まさしくキャンプの炊飯だ~という感じでした。それでも、力を合わせて、工夫して食事提供はできたのではないかと思っています。また、子どもたちは元気いっぱいにプログラムを楽しみ、学生ボランティアも懸命に役割を果たしている姿をそばで見守ることができました。リピーターの子どもたちは1年ぶりに顔をみると、わっ大きくなっていると正直、実感します。そして、準備段階から実行委員会を通じて、学生たちが積極的にいろいろな提案したり、準備に取り組んでいる様子も知っていましたので、無事に終了して本当によかったと思います。来年もまた、各々が成長した姿で再会できることを楽しみにしています。 

・小野小夜子

「このままここでバッタリ倒れて死んでも後悔しないかも。」
キャンプを終えて我が家に辿り着いたとき、何とも言えない解放感に包まれました。わくわくキャンプ3年目。今年の試練は、3月の阿蘇、しかも野外調理場での食事作りでした。”晴れ女”の千恵さんの力を過信していた私たちを迎えた阿蘇は、晴れの日は1日のみで、あとは小雨、大雨、雪、霧雨でした。中には熱を出す参加者もいて、リーダーには苦言を呈しましたが、全体を見ると、今回はリーダーが主になって進めることが多くて、成長を感じました。千恵さんの”どんと来い”の実行力と指導力に、ひたすら「あっ晴れ!」と感服しております。シニアとして今後もできるだけ援助をしていきたいと思っています。来年はもっと体力をつけて臨みたいです。できれば、もう少し軽い役回りで・・・。
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あじさいバザーのお知らせ

 2017-05-10
あじさいバザーのお知らせ
・日時:6月3日(土)11時~15時
・場所:熊本YWCAリサイクルセンター
☆ランチ、カフェ、新鮮野菜あり。  ☆お友達をお誘いください。
☆☆寄贈品受付中。   
昨年は熊本地震のため、あじさいバザーは開催できませんでしたが、今年は元気に開催します!益金は留学生支援や震災支援などYWCAの支援活動に使わせていただきます。お誘い合わせの上お出でかけください。 掘り出し物が見つかるかも?!
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