熊本YWCA新聞2016年5月号

 2016-05-11
熊 本 大 地 震

江﨑啓子

本当に大想定外のことがここ熊本で起こりました。
熊本では地震は阿蘇の噴火以外無いとみんな思っていたように思います。
それが天地をひっくり返すような、震度7.3!立っていられない揺れでしたね。会員の皆様もそれぞれに被災されたことと思います。避難所暮らしを余儀なくされている方もあります。心よりお見舞い申し上げます。
地震の報道は瞬く間に日本中に伝わり、日本YWCAの支援要請を受け全国のYWCAから支援物資が福岡YWCAに集結しました。それを福岡YWCAは3回にわたって熊本へ運び込んでくださっています。
一回目、二回目は学園大学の吉村さんよりの要請を受け日本YWCAの職員も一緒に学園大学へ運んでくださいました。 
三回目は男性4名を含めて7名が支援物資の残りを全部、乗用車とトラックで熊本YWCAリサイクルセンターに運び込んでくださいました。京都YWCAのユース会員も支援に駆けつけてくださいました。
定例のリサイクルバザーを支援物資の無償提供に代えて開催するために、その準備に大きな力を注いでくださいました。重すぎたYセンターを身軽に! 食器棚を取りのけ、スチール本箱を処分しました。そして、バザーではおむつや衛星用品を始めとする支援物資の他に、食器・衣類も無償で提供されました。
ボランティアに来熊された方々のお名前を記します。皆さんありがとうございました。
一回目 木村公一さん、平野孝高さん、野崎千代総幹事、徳留直美さん
         (福岡YWCA関係)
二回目 小川宏嗣さん、岩城嗣郎さん(福岡YWCA関係)
臼井一美さん、幕谷安紀子さん(日本YWCA)     
三回目 伊藤絹江さん、杉本 隆さん、山下道利さん、岩城嗣郎さん、
野崎千代総幹事、古賀貴子さん、古賀大基さん(福岡YWCA関係)
    島村 藍さん(京都YWCAユース・三重県在住)


国際部より              
  石田美喜子
5月7日のバザーは恒例の留学生バザーに加えて今回の地震の被災者支援バザーの意味を持つ大きなものでした。しかも提出されたものは皆無料という訳で80人ほどの留学生、避難所から訪ねて見えた日本人で大賑わいでした。毎日の生活に必要なものばかりで赤ちゃんを連れた家族は山の様な荷物を抱えてうれしそうでした。留学生の多くは福岡や北九州、長崎、あるいは広島等に避難していてここでの再会にお互いの無事を喜びあっていました。熊本に帰ってきても住むところもない、あるいは帰ってきた部屋の中の無残な様子に愕然とするなどまだまだ、いえ、これからの大変さを前にそれでもあくまで明るく元気にふるまっている人々でした。
留学生の主な避難先(アンケート調査による)
  北九州・熊本大学体育館・福岡・広島・帯山中学校・長崎・ルーテル中・花園 他


☆応援に駆けつけてくださった島村藍さんから寄稿していただきました。
(京都YWCAユース・三重県在住)

熊本地震で被災した留学生を対象にしたバザーをお手伝いさせていただきました。バザー当日は、予想していた以上に多くの、そして多様な文化圏からの留学生が足を運んで、会場は大賑わいでした。
支援物資の多くは日本語表記のため、品物の説明を英語で求められることが多く、ムスリムの方々からは、「これはハラル食品ですか?」というご質問も多くありました。宗教や民族、地域によって食文化に違いがありますが、日頃から異文化に触れ合うことが、今回のような活動にとても役に立つと実感しました。



洗濯ボランティアを通して 
       
    井芹さゆり   
 今回の熊本地震では、多くの方が被災されいろいろな所へ避難されています。急遽開設された避難所も多く、特に災害弱者の立場にある障害者や高齢者の方々にいち早く対応された避難所の一つが熊本学園大学だったと思います。その運営に携わったボランティアの中に、熊本Yのわくキャンを担ってくれた吉村千恵さんや学生スタッフがいました。そこで、少しでも手伝えることはないかと江﨑会長を通して検討された結果、避難されている方や支援のボランティアの皆さんの洗濯物を引き受けることになりました。もちろん熊本Yにもご自身が被災された方があり、広範囲に断水が続いた時期でしたので、4~5人の限られたメンバーになりましたが、お役には立てたようです。ただ、洗濯機の容量や、雨天時など思うように仕上げられず、洗濯物をバラバラに届けるなどの行き違いもあったりしました。お預かりするほうは、洗濯物が混在しないように、できるだけ気持ちよく仕上がるようになどの気配りはしたつもりですが、ボランティアとはいえ、見ず知らずの他人に洗濯物を預ける皆さんのお気持ちもどんなものだったろうと拝察しました。そして、このいわゆる洗濯ボランティアを通して、支援する側も支援を受ける側もお互いを思いやる気持ちが真ん中にあることが、大切なのではないかと思いました。まだまだ厳しい状況にある方々のために、できることを一つずつ重ねていきましょう!


2015年福島&熊本キッズわくわくキャンプ 報告・・その②

                 ・・はるか昔のようになってしまいましたが・・。
今年もわくわくキャンプの1サポーターとして参加させていただきました。キャンプフアイヤーは県キャンプ協会・本渡岳友会の有志4名が楽しいひと時を演出して下さいましたので、私は休日を利用して日程前半を手伝いました。何より火おこしには役立てたようで、炊事班の皆さんの苦労を思いました。また、経験の少ない学生スタッフに交じりラリーも手伝いましたが、キャンプ協会での経験を生かして、子どもたちとも楽しめました。皆さん、本当にお疲れ様でした。来年もお手伝いできたらと思っています。 
井芹大見(市キャンプ協会)

 私は今回初めて「福島&熊本キッズ春のわくわくキャンプ」に参加させて頂きました。今回のキャンプを通して、一から何かを作り上げることの大変さと楽しさを感じました。私は主にファンドレイジングとして、オリジナルタオルを作成しました。デザインだけではなく、どこの業者にお願いしたら良いかという段階から考え、また販売する際も売れ残るのではないかという不安がありました。しかしどちらも、会員さんのお力添えと人の縁に助けられました。この様な一つ一つの力が集まって、皆が楽しめるものが出来上がるのだと知りました。今回参加させて頂いて多くのことを勉強できました。これを機に、他にもプログラムを作ってみたいと思いました。 
坂本真紀



世界Yデー ”絶望を希望へ”
 熊本大地震から10日経った24日、世界Yデーの集いが予定通り大江教会カフェで開催された。こんな時だからこそ、会員同士の情報共有と発信の場を持つことが大切だと考えたからだ。この日のゲストスピーカーは平野みどりさん。30歳で病気手術の後遺症で車いすの身に。女手一つで育ててくれた母を安心させるために絶望を乗り越え運転免許取得。2年後、湾岸戦争一色だったアメリカに渡り、米障がい者差別禁止法ができたばかりでバリアフリーの先端をいくバークレーで一年間研修を受けて帰国、 1991年熊本で障がい者自立生活をすすめる当事者組織ヒューマンネットワークを立ち上げる。人権侵害をなくす運動から地方政治、行政にかかわり始め、熊本県議となり2015年春まで17年4カ月、5期にわたって、常に女性、障がい者、生活者の視点で変革に尽力。2014年に日本がやっと批准した障碍者権利条約推進のため、現在DPI日本会議議長としてグローバルにも活躍中。今回の地震後学園大学にいち早く立ち上げられた障がい者と高齢者のための福祉避難所(吉村千恵さん、保養キャンプリーダー学生たち活躍)が、当初からスムーズに機能した背景には当事者主導の長きにわたる取り組みがあったことを特記したい。
 平野みどりさんの話の後、参加者から様々な被災状況が伝えられる。地震の恐怖 を体験した当事者の話はどれも重い。参院選の野党統一候補として出馬予定のあべ広美さんは、人の命、人権、を第一に弱者の生活を守り自然環境と平和を壊さない政治を目指す思いを熱く語った。県議2年目の岩田さん、地震後にもかかわらず、川内原発稼働中止を求める声をせせら笑う議員たちが大勢いることに驚き怒る。こんな議員をのさばらせないよう選挙ではしっかり主権者としての権利を行使しよう。希望を生み出す責任を痛感する世界Yデーとなった。  (俵恭子)





熊本学園大学被災者支援センターの状況

吉村千恵
市内各所の避難所は、「いつ閉じるか」を考え始めているようですが、学園大学は「避難してくる人がいる限り開放する」方針となりました。ですので、長期戦にはいると思います。私が担当している、「障害者高齢者ホール」は、じわっと人が増え始めています。他の避難所で大変だった方も移ってこられています。避難所で問題になっている、高齢者や障害者の健康問題やケアの問題の意味がよくわかる日々です。明日から、デイサービスやホームヘルパーの通常利用に戻る努力をしており、ホームヘルパーが避難所に通ってくるおもしろい現象がみられることになります。しかし、疲れがたまってきている一方緊張感がほぐれだした今日は、嘔吐・風邪・便秘の症状が目立ち始めました。ノロウィルスなど注意のため、消毒の徹底などのため消毒液やウェットティッシュの活用を看護師さんより指導されました。
同時にそろそろ、ケアスタッフが足りなくなってきて、私も昨日の夜間見守りは後半寝てしまいました。ボランティアにも疲れがみられ、ボランティアセンターの早い立ち上げを待っています。(中略)
避難所全体の人数(多い時で750人、現在400人ぐらい)をまかなうためには、圧倒的に食料が足りず、3食のおにぎりとお味噌汁が提供されるようになったのは今日からです。  (中略)
ベトナム人の留学生や社会人15名、中国人のグループ10名ぐらいが一緒に避難してきています。今のことろ日本語にも問題なく、一緒に避難所生活を続けています。
そんな中、今日夕方5時頃、福岡YWCAの野崎さん始め4名の方が支援物資を届けてくださいました。(中略)新鮮なトマトに感動。歯ブラシやトイレットペーパーなど、必需品などいただきありがとうございました。一同励まされました。避難者もですが、スタッフも疲れてくる3日目、元気をいただきました。素早いご対応、本当にありがとうございました。福岡からも、通常の何倍も時間をかけて長い道のりを運転してくださってありがとうございました。
以上が、現在の学園大学14号館避難所の状況です。写真数枚添付しておきます。
炊き出し中の写真にうつっている大学生は、春の保養のリーダーたちです。まさかキャンプスキルがここで役立つとは、と言っていました。さすが団結力で息のあった行動でした。
                                
日本YWCAより地域YWCA会長と総幹事に当てて出された「熊本地震被災者支援活動の呼びかけ ―第3報―吉村千恵さんからのメッセージ」より抜粋



地面が震える  ~それぞれの被災体験~

4月14日午後9時半頃、第一震が来た時二階の部屋で片づけをしていると突然ぐらっと揺れ、机から本が落ちました。階下の父の「大丈夫か」という声で、急いで降りて外に出ました。近所の人たちと口々に「今のは大きかったね」と言いながらしばらく様子をみて、20分後落ち着いたようだったので家に戻り、テレビで益城の被害状況を見て眠りにつきました。翌15日は、余震に備え水、お茶、パンなどを用意し、靴と避難用バックを部屋に置き、午後はYWCAのセンターで16日のリサイクルバザーができるようにと、集まった3人で割れたガラス食器を片づけました。その間も余震が起こっていましたが、これも徐々に治まるだろうと思っていました。第二震の時は大きな揺れで目を覚ますと棚の上の段ボール箱が目の前にあり、停電で真っ暗な中、散乱した本を踏みつけて表に出て、倒れた塀に「ここ注意」と声をかけながら近所の高校に避難しました。ズドンという音を伴って余震が来るたびにラジオに耳を傾け、夜明けをひたすらに待ちました。不安な夜でしたが、寮生や地域の大学生が段ボールや椅子、またコンビニで買ってきたチョコレートを避難者たちに配っていた姿に心が和みました。家に戻ると中はめちゃくちゃで、余震が来るため避難経路を確保できる程度に床に置きました。店や道端で出会う人々と話すと、被害の状況は様々であると実感します。一人暮らしだから家では安心できないと避難所で過ごす90代の女性、アパートが危険で住めなくなった女性、県外に避難している家族、大切なものを失った人たち。今回の地震は私たちに大きな影響を与えています。余震は続き、終わりが見えません。復興ムードが高まる中、私たちの目指す復興とは何でしょうか?私は誰もが安心して「熊本に住みたい」と言える社会となることが復興だと思います。お互いぼちぼちやっていきましょう。(安川美歩)
  
16日はイスに座っていて立った瞬間転倒、3m先の玄関へ這うことが精いっぱい。夫が出るのを待たず扉を開けたまま隣家の義母宅へ。お向かいの娘さんが義弟の部屋から入り義母を車いすに乗せ連れ出してくれた。息子さんは独居高齢者宅へ助けに入り背負って出てきた。町内会では、災害時に高齢者の安否確認を近所の人がする体制を取っているが、今回は若者の声掛けと素早い行動のお陰で私自身も落ち着き救われました。地球の営みである地震はあがなえるものではないが、停止中の原発でも危険なのに、川内原発は自動停止しなかったからと稼働させている根拠とは何か。地球の営みにも優る自信なのか。住民の生命を何らかの実験にしているのではないかと思え、今もっても最大の恐怖です。
(貝塚好子)

2度の大きな揺れの後、明るくなった時、熊本の姿は一変していました。上空にはヘリが飛び交い、道路は救急車や救援車両、避難車でいっぱいでした。自分が被災地の外ではなく、まさに被災地の中にいることを思い知らせれました。すぐに全国からたくさんの支援の手が差し伸べられたことは震災の教訓が生かされているのだと思ったのですが、想定外の下、受け手側の大混乱は否応なく伝わってきました。だからこそ、改めて支援の在り方を考えさせられました。必要な人的・物的支援を必要なところへ適格に届けられるように平常時から準備しておくこと、そしてYだからできる支援を、今この時に、熊本Yのみならず日本Yと連携して考える機会になるのではないかと思っています。
(井芹さゆり)

ソロモンからの国費留学生、エドウィン&マーガレット・ニコ夫妻は4月10日熊大留学生会館から家賃1万円のアパートに移り住んだばかりでした。マーガレットは4月24日が第一子出産予定日。16日予定のリサイクルバザーに、小さなテーブルやベビー椅子を求めにやってくるはずでした。ところが14日夜と16日未明に起きたM7の激震はアパートを壊し、彼らは近くの桜山中学に避難。早めに入院するようメールしましたが、病院は避難所ではないと断られた由。中学での避難生活を続ける中、22日陣痛が来て入院、37時間の苦しみのあと陣痛促進剤を使って、元気な男の子を出産。自然分娩でしたが難産でした。赤ちゃんの名前は、熊本で偶然知り合った親切な友人(おばちゃん)が名付け親になって「裕太」。現在留学生会館のシングルルーム(6畳)に親子3人起居しながらアパートを探しています。母子ともに健康。母乳のみで育てています。    (俵恭子)
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熊本YWCA新聞2016年4月号

 2016-05-11
2015年度を振り返り2016年度へ新しい歩みを!
                                   江﨑啓子
今年度は第31総会期最後の年です。この総会期は「平和を実現する人は幸いである」マタイによる福音書5章9節 をテーマにして諸活動を行って参りました。
11時~ 2015年度の「福島&熊本キッズ 春のわくわくキャンプ」№Ⅱ報告会
映像と報告(ボランティアリーダー4名)
12時~昼食会、13時~第51回年次総会と、3部に分けて少々人も入れ替わりながらの総会となりました。「春のわくわくキャンプ」の詳しい報告はキャンプリーダーたちが記事を書いていますので、ニュースをどうぞお読み下さい。総会については出席14名 委任状17名で成立しましたので、書記からの報告に任せたいと思います。
礼拝は 賛美歌:234A 聖書:創世記1章26~31A メッセージは語らず、賛美歌の歌詞と聖書・現日本Y会長のメッセージから 皆さんに、私の思い・伝えたいことを聴き取って頂く方法を採りました。
おおむねいつものメンバーでの総会となりましたが、キャンプリーダーがYWCAのことを知りたいと2名傍聴に残ってくれ嬉しく思いました。現代は様々な問題が私たちの周りにあり、どこから手を付けて良いか分からない状況ですが、YWCAの私たちはとにかく“知る”ことが大切だと思います。そして、そのことの起こる原因は“なぜ”と疑問を持ち、自分の関われるところから動いていこうではありませんか。
 現在の熊本YWCAは毎月リサイクルバザーを開いています。そこには大勢の留学生が訪れます。そのボランティアにはいつも人手不足の状況です。ぜひボランティアとして参加し、留学生と接することで、その国に対しての興味を持ち、またネイバーズが行っているお料理やその国の文化に触れてみることで、私たちの視野を広げられるのではないでしょうか。
 そして、もう一つの大きなプログラムは、原発事故の影響が5年もたっていても変わっていないという福島の人々の心に寄り添うことです。3/25~3/29に天草で行った保養プログラムは2/1~の申し込み開始でしたが、1日の日付が変わると同時に申し込みが殺到し、お昼にはキャンセル待ちを伝えなければならない状況で、いかに子どもたちを日常の環境から外へ出したいかという親の願いだと思いました。2016年度も保養キャンプ行います。今度の予定地は近いです。皆さんボランティアとして、料理班としてぜひ参加してください。    
新年度の挨拶とはほど遠いような文章ですが、皆さんのご協力をぜひ、いろんなかたちで表して下さい。





熊本YWCA 「世界Yデー」ご案内 
    4月24日(日)13:30~15:30
「私たちの願う平和 人権を考えましょう」
場所 :大江ルーテル教会カフェ 参加費: 500円(コーヒー&ケーキ付き。)
*メインスピーカー:平野みどりさん *スペシャルゲスト:岩田智子さんあべ広美さん



聖書の学び3月 (西川晶子牧師指導)
      出エジプト記12章 
教会の暦がちょうどイエス様の十字架を記念する「四旬節(受難節)」でしたので、関連する旧約聖書の「主の過越」を読みました。ユダヤ教の伝統である「過越祭」は、旧約聖書における神の民である古代イスラエル民族が、エジプトでの奴隷状態から神によって救い出されたという「出エジプト」を記念する祭りです。
出エジプト以降、イスラエル(ユダヤ)民族は、古くはバビロン捕囚やローマなどによる侵略、新しいところではナチスによるホロコースト(ナチス以前からキリスト教社会に根付いていたユダヤ人への偏見も無視出来ません)等、苦難の歴史をたどります。その中でユダヤの人々は、過越祭を欠かさず祝い、特別な食事(例:種入れぬパン…イスラエルを脱出するときにパンを膨らます時間がなかったことによる。また、酵母を除去する=自分たちの心から不純物を取り除く、という意味もある)を食べて出エジプトを追体験することで、「あのとき祖先をエジプトから救い出された神は、この苦境の中でも私たちと共におられる」ということを支えとしてきたのです。現代のイスラエル国家のあり方には疑問を覚えるところもありますが、ユダヤの人々のこのような救いを信じて待ち望む姿勢はとても印象的であると思います。
イエス・キリストが十字架に掛かる前の晩に弟子たちととった「最後の晩餐」は、この過越の食事だったとされています。それは出エジプトがイスラエルの「奴隷からの解放」であったことに対し、イエスの十字架は私たちを「罪の奴隷から解放」するためであったのだ、ということを示します。だからキリスト者は、旧約聖書における安息日・土曜日ではなく、イエスの十字架からの復活の日である日曜日を、新たに神の救いが示された主の日として大切にするようになったのです。       (今月は特別に西川晶子牧師にまとめを頂きました。)

特集!
2015年福島&熊本キッズわくわくキャンプ
2016年3月25日~29日

今年のわくわくキャンプの会場は天草でした。山の頂の(本当にてっぺんの)ロッジに泊まり、広大な敷地のキャンプ場で、スタンプラリーや星空観測、竹切りや棒パン創り、恒例のカレー作りに、自由時間にはテニス三昧にやぎや羊とのふれあいなど、海ではイルカに出会い、珊瑚礁を眺め、郷土料理をいただきました。子どもたちは、福島から15名、熊本市周辺から14名、天草地域からの3名計32名。リーダーは計15名ですが福岡YWCAのみなさんの応援や京都や大阪から参加してくれたリーダーもいました。そして熊本YWCAの会員が陰ひなたに支えてくださいました。加えて、グリーンコープとDAYS被災児童支援基金による助成金支援やロータリークラブをはじめとする地域の方々による御支援をうけ、無事子どもたちは元気に家族の元に帰って行きました。
 二回目の保養キャンプでした。リーダーたちは、5名以外は初めての経験という者が多くまだまだ手探り段階にもかかわらず全力で取り組んでくれました。また、今回は天草ということもあり、熊本市内からの応援が少ない中で会員の皆さんが少数先鋭で食事や生活環境を護ってくださいました。へとへとになりながらも楽しく乗り越えることができたのは、子どもたちの笑顔でした。
 解散場所の天草空港で,離れがたく言葉を交わす子どもたち。「また来年も参加する!」と宣言したり「また来年会おうねー」と(勝手に)約束を交わす子どもたち。また、家に帰って数日で新中学生となった子どもたちは、リーダーたちの携帯に入学式の様子などを知らせてくれています。新しい生活がスタートしていく中で、少しでも熊本での出会いがみんなの元気につながっていくといいなと思います。
 歴史あるキャンプでもなく、大先輩リーダーもおらずノウハウも蓄積されていない分、正直スタッフ全員の苦労はより大きいと思います。それでも、福島と熊本の子どもたちやリーダーたちが仲良くなっていくことは、福島支援だけではなく、私たちの大きな学びや熊本と福島のつながりなど、それ以上の豊かさを与えてくれるものだと信じています。
 先日の熊本YWCAの年会で、本年度(2017年3月)にも第3回目のキャンプを実施することが決まりました。去年より今年今年より来年、少しづつリーダーも育ち始めていますし、熊本YWCAとしてノウハウを蓄積していっています。来年に向けて、またみんなでよりよいプログラムを作っていけたらいいなと思います。どうか、皆様これからもよろしくお願いします。
吉村千恵(実行委員長)


私は今回のキャンプにリーダーとして初めて参加しました。今までは参加する側だったのでキャンプを企画をするとこんなに準備に時間がかかり大変だと思っていなませんでした。しかしキャンプでは子ども達が楽しそうに遊んでくれたので準備した甲斐があったと思いました。プログラムのひとつであるスタンプラリーでは自分が考えた数字探しゲームを楽しそうにしてくれ、またしたいとまで言ってくれたので本当に作ってよかったと思いました。
 来年は今回より子ども達が喜ぶプログラムを準備したいと思います。
渡邉幸一

今回、この保養キャンプにリーダーとして参加させていただいてとても良い経験をさせていただけたと思います。小さいころからあまりキャンプというものに触れてこなかったので、始まる前は5日間という長い間やりきることが出来るのか不安がありました。ですがキャンプが始まってからは毎日が楽しく、スタンプラリーやイルカウォッチングなどのプログラムは子どもたちだけでなく自分自身もすごく楽しむことが出来ました。準備は大変でしたが、5日間のキャンプを振り返って改めて充実した時間を過ごすことが出来たと思います。また今後もこの保養キャンプに関わっていけたらと思います。
津志田純一

私は今まではキャンプに参加する側だったのでリーダーとしては、初めてでしたが参加するのとはまたちがった楽しさを味わうことができました。バスレクをするのにもたくさんの考える時間が必要だったりすることも初めて知り、リーダーの大変さも感じることができました。リーダーミーティングなどで夜遅くまで起きとくことは大変だったけど、みんなと一緒にご飯を食べたり遊んだりすることの方が何倍も楽しかったです。今度も参加してもっとたのしめるようなキャンプになればいいなと思います。
山本光


キャンプおつかれさまでした。長距離の移動が多く体調を悪くする人が多いのではないかと思っていましたが、子供たちがずっと元気だったのでよかったです。
 私がキャンプで一番印象に残ったのは、参加してくれた子供たちが最後に「とても楽しかった」と言ってくれたことです。
 前回のキャンプには途中までしか参加していなかったので、子供たちから直接キャンプの感想を聞けたのがとても嬉しかったです。「次回も参加したい!」と言ってもらえて今回のキャンプも生かして、より楽しめるキャンプを考えていきたいです。
田中聡美

今回、私は初めて保養キャンプに参加しました。最初は本当に私にできるんだろうかという思いもあったし、前日はわくわくよりもドキドキして緊張や不安のほうが多かったです。でも小学生に会うと不安はすぐに消えて、スタンプラリーなど一緒に活動していくなかで、たくさんの元気をもらいました。小学生の無限の体力には驚きました。私自身、天草に行くのもイルカウォッチングなども初めてで、それをみんなと一緒に経験できて、とてもいい思い出になりました。
今回このキャンプに携わってくださった多くの方々には感謝の気持ちでいっぱいです。子ども達を含め、私達に貴重な経験をさせていただきありがとうございました。
梅崎有花


まず無事にキャンプが終わって安心しています。と同時に、春キャンに参加してくれた子ども達やその家族の方々、関わってくださった全ての人たちに感謝の気持ちでいっぱいです。わたしは春キャンで学生リーダーを務めるのは今回で二回目でした。一回目はわたし自身もこのようなキャンプに参加するのが初めてで、子ども達とどのような距離感で接したらいいのか、プログラムをどのように進行したらいいのか、などがほとんど分からないままキャンプに参加していました。そして、分からないなりに考えながら一回目のキャンプを終え、二回目のキャンプを企画し参加して、まだまだ未熟な部分はありますが、前回のキャンプよりは自分も成長出来ていると思いました。春キャンを通して子ども達と楽しく遊び、その中で自分も成長することができ、とても貴重な経験をさせていただいていると思います。
石坂奈津海(総合ディレクター)


春のワクワクキャンプに参加するのは今年で二回目となります。去年もそうでしたが子どもたちと過ごした五日間はとても楽しく、笑顔と元気をもらいました。キャンプ場で火起こしをしてカレー作りや棒パンを作ったり、天草ならではのイルカウォッチング、友達との出会いなど子どもたち一人一人にたくさんの思い出ができたと思います。このようなキャンプに関わることができて本当に良かったです。ありがとうございました。
豊田あづみ


私は今回初めてキャンプに参加しました。ファンドレイジング班としてタオル作成に携わり、ご指導を頂きながら、物を作る大変さを実感しました。でも褒めて頂いたり子どもたちが喜んで身につけてくれているのを見て嬉しかったです。
当日は柔軟に対応する難しさを感じたりもしましたが、楽しそうな顔、怒ってる顔、悲しかった事を話してくれた時の顔、緊張の表情が笑顔になる時、子どもたちやリーダーの色んな表情は多くの事を教えてくれ、元気もくれました。子どもたちのパワーに圧倒されるなか貴重な経験がたくさんできました。このような経験ができたことも多くの方々のお陰です。ありがとうございました。  この出会いを大切にしたいです。
金内優希菜


竜洞山にあるキャンプ場からは海が見え、風に乗って飛ぶトンビやきれいな星空が印象的でした。こどもたちはプログラム以外の時間も走り回って遊び、新しいゲームを開発したり、リーダーにいたずらをしたりと元気いっぱいでした。最終日は天草空港で福島のこどもたちが熊本市内のこどもたちを見送りました。こどもたちがバスの窓から顔を出して別れを惜しむので運転手さんはなかなか出発できず、にぎやかなお別れとなりました。私もこどもたちともっと一緒に遊びたかったと思いながら天草空港を発ちました。大阪YWCAからの参加は私だけでしたが、熊本YWCAのリーダ、会員のみなさまの暖かさのおかげで緊張が解け楽しく過ごすことができました。
大阪YWCA 栗田明日香



☆リーダーからのお便り その②は来月掲載いたします。
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Bazaar on May 7

 2016-05-02


Kumamoto YWCA will have the recycling bazaar on MAY 7!



TIME: 14:00~16:00
PLACE: KUMAMOTO KARYOU KAIKANN
WEST OF KUMAMOTO UNIV,
NEXT TO KUMAMOTO YWCA(2-27-21, Kurokami)

YOU don't have to register.
ALL THING ARE FREE!
(There are clothes, cups, dishes and small things.)
JUST pay \100 as an admission fee.

We hope to meet a lot of foreign students.
Hoping all of you are healthy and peaceful.
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